MATCH関数は、指定した値が選択範囲の何番目に現れるかが分かる関数です。
単体での活躍の場は少ないですが、INDEX関数など他の関数と組み合わせて重宝されます。
MATCH関数の使い方
探したいデータが何番目にあるかが分かる
MATCH関数は、『=MATCH(検索値, 検索範囲, [照合の種類])』と入力します。
「検索値」を「検索範囲」の中から探し、何番目にあるかを教えてくれます。
縦1列だけでなく、横1行の範囲からも探すことができます。
照合の型の指定
MATCH関数は3つ目の引数で、完全一致での検索か近似値での検索かを選択することができます。
1:近似値/検索値以下の最大値を検索/検索範囲は昇順に並べる必要がある
0:完全一致
-1:近似値/検索値以上の最小値を検索/検索範囲は降順に並べる必要がある
0:完全一致
-1:近似値/検索値以上の最小値を検索/検索範囲は降順に並べる必要がある
1:近似値/検索値以下の最大値を検索/検索範囲は昇順に並べる必要がある
-1:近似値/検索値以上の最小値を検索/検索範囲は降順に並べる必要がある
省略した場合の既定値は「1」になっています。
近似値での検索は、昇順・降順の並べ替えができていないと上手く動作しません。
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