Excel 関数

TEXTJOIN関数で文字列の結合を自在に行う|任意の記号で区切りながら文字列を連結させる方法【Excel】

2021年1月31日

TEXTJOIN関数は、区切り記号を挿入しながら複数の文字列を結合させる関数です。

入力方法

TEXTJOIN(区切り記号,空のセルの処理,結合する文字列)

区切り記号
連結する文字列の間を区切る記号を設定できます。
設定しない場合は何も挿入されずに結合されます。

空のセルの処理
TRUEまたはFALSEを入力します。

TRUE:空のセルは無視する。
FALSE:空のセルも空文字として連結する。

結合する文字列
文字列、またはセル範囲を入力します。
複数の文字列や範囲を入力する場合は「,(カンマ)」で区切ります。

注意

結合できる文字列は、最大252個です。
結果の文字列が32767文字 (セルの上限) を超える場合は#VALUEを返します。

使用例

区切り記号にを入力してA〜Cのアルファベットを連結します。

TEXTJOIN関数で、区切り記号に☆を入力してA〜Cのアルファベットを連結します。

 

空のセルがある場合はTRUEとFALSEとでこのように変化します。
TRUEではB2セルを無視して、次のCを連結、
FALSEではB2セルは空文字として連結させて、次のCへ進んでいます。

空白セルの扱いは、TRUEで無視、FALSEで含めて連結します。

 

結合する文字列に、複数行かつ複数列の範囲を指定した場合は、上の行から1行ずつ下に連結されます。

結合する文字列に、複数行かつ複数列の範囲を指定した場合は、上の行から1行ずつ下に連結されます。

 

区切り記号に、文字列の配列定数(またはセル範囲)を入力した場合は、連結の対象となる文字列に対して、区切り記号の配列(またはセル範囲)が順に挿入されて連結されます。

配列を活用した、発展的な連結方法もあります。

配列については別の機会で詳しく紹介したいと思います。

 

Microsoft - Office サポート -

▼この記事を見ている人におすすめの書籍

-Excel 関数
-

Copyright © わたがしワーク , All Rights Reserved.