TEXTJOIN関数は、区切り記号を挿入しながら複数の文字列を結合させる関数です。
入力方法
TEXTJOIN(区切り記号,空のセルの処理,結合する文字列)
区切り記号
連結する文字列の間を区切る記号を設定できます。
設定しない場合は何も挿入されずに結合されます。
空のセルの処理
TRUEまたはFALSEを入力します。
TRUE:空のセルは無視する。
FALSE:空のセルも空文字として連結する。
結合する文字列
文字列、またはセル範囲を入力します。
複数の文字列や範囲を入力する場合は「,(カンマ)」で区切ります。
注意
結合できる文字列は、最大252個です。
結果の文字列が32767文字 (セルの上限) を超える場合は#VALUEを返します。
使用例
区切り記号に☆を入力してA〜Cのアルファベットを連結します。
空のセルがある場合はTRUEとFALSEとでこのように変化します。
TRUEではB2セルを無視して、次のCを連結、
FALSEではB2セルは空文字として連結させて、次のCへ進んでいます。
結合する文字列に、複数行かつ複数列の範囲を指定した場合は、上の行から1行ずつ下に連結されます。
区切り記号に、文字列の配列定数(またはセル範囲)を入力した場合は、連結の対象となる文字列に対して、区切り記号の配列(またはセル範囲)が順に挿入されて連結されます。
配列については別の機会で詳しく紹介したいと思います。
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